~ ニューヨーク市 ~

皆さんはどこに住んでいらっしゃるのでしょう?日本にいる方々にその場所をひとこと言っても、ぴんときていないことも多いのではないでしょうか?たとえば私がニューヨークに住んでいます。というとほとんどの人がマンハッタンを想像するのです。だからマンハッタンに住んでいると直感的に解釈します。しかし、私は実際ウェストチェスター郡のNew Rochelle という市に住んでいます。けれどもそこを伝えたところで日本人はおろかアメリカ人ですらわかりません。ですから近くの名の知れたところを伝えているのです。けれどもニューヨーク市は実はマンハッタンを含む5つのborough から成り立っています。ですから Bronx もQueens もBrooklyn も実はニューヨーク市なのです。先日、Care the World の website master が New York City についてわかりやすく説明したものを Youtube に載せましたので是非、ニューヨーク市について知識を増やしてください。
Youtubeへ

~ 子どもに必要な一貫した愛情 ~

先日、里子として転々と家庭から家庭へ回されて育ったという人と会話をする機会がありました。彼女はいかにそれが自分へダメージを起こしたかを話していました。母親が子どもを育てられない事情はさまざまです。貧困が一番多いかもしれません。もうこれ以上育てられない、あるいは一人でも育てられないこともあるでしょう。けれども母親は子どもを愛していないから他の人に育ててもらうと決心するのではなく、愛情があるからこそ他の人に育ててもらいたいと願うのです。なかなかそのあたりの心情を人は理解しようとしません。多くの母親は子どもに幸せになって欲しいから他の人に子どもを託すのです。愛情をたっぷり受けて育つ子どもは、将来、自分で家庭を作ることができます。子どもをどうしても愛せないという母親は自分自身が愛情を受けずに育ったケースが多いのです。幼児虐待を受けた子どもたちの母親の多くは、愛されずに育ったからどう愛したらいいのかわからないのです。You cannot give what you don’t have.

~ 沖縄の子どもたち ~

最近、ビーチなどに行くと 大人よりも子どもたちがけっこう遊んでいる。そんなわけで私は 海を見ると子どもにかえるので、子どもとたわむれて遊ぶ。「おばちゃん、ここにたくさん魚いるよ。」とか「ねえ、イソギンチャクいたよ。」とか「大きななまこがいるよ。」と子どもたちはいろいろな発見を共有してくれる。そんな沖縄の子どもたち。まだまだ子どもらしいなと感じる点を上げてみよう。海がすぐ身近にあるので、彼らは魚を釣るのが好きだ。魚釣り!川もあるので、そこでも魚釣り!海に入ればボールを投げたり、水に入ってバットを持って野球をしたり。泳ぐというよりは水に潜って遊んだり、磯で生き物を探したり。中高生は水の中に座って2人で永遠とおしゃべりを楽しんだり。こういう子どもたちの光景を見るとなんともほっとする。気になるのはやはりスマホに取り憑かれている様子を見るときだ。太鼓の練習の休憩時間となると中学生はみんな真っ先にスマホに飛びつくように向かう。う~ん、気になるな~。

~ 赤ちゃんのほほえみ ~

赤ちゃんだから まだ何もできないだろう、何もわからないだろうというのは大きな間違いであり、間違った思い込みである。赤ちゃんに社会性がないなんてこれまた大間違いである。なぜならことばを発することがまだなくても、まず赤ちゃんはいつから微笑むか思い出してみるとわかると思う。そう、もう生後3カ月あたりからこちらが微笑めば赤ちゃんは微笑み返す。もう5カ月も過ぎたらさらにそれがはっきりと現れる。ということはもうすでにこの段階で赤ちゃんは人間としてのもっとも基礎的な「関係」というものを持とうとしているわけだ。そう、だから赤ちゃんだと思ってばかにせず、しっかりと関係を結ぶ努力を始めてください。きっとそれは戻ってきますよ。

~ ぐるぐる巻きの巻 ~

赤ちゃんはおなかの中ではからだを丸くしている。狭い子宮の中でうんとスペースを有効に使うためだ。そしてじょじょにからだが大きくなってくるとますますからだを小さく丸くしなくてはならない。そういう状態で9カ月は過ごすのだ。そして外の世界にやっと出てくる。それでもからだはまだ丸まったままだ。9カ月、その同じ状態でいれば、そう簡単に外の世界に出たからとからだを伸ばすわけにはいかない。からだがまだ順応していないからだ。私達も寝た状態から急に足を伸ばしたりすると筋肉が追いついてこないことがある。同じことだ。そのため、病院ではカエル型の足をそのまま自然な状態を保っておくるみを巻くように指導している。しかし、イランやアフガニスタンなどではいまだに赤ちゃんの足を伸ばした状態でおくるみをぐるぐる巻きにするところが、特に地方ではその慣わしが今でも続いている。病院の看護師や助産師は無理に足を伸ばさないようにと指導しているが、なかなか昔からの慣わしはそう簡単には変わらないようだ。まあ、伸ばす理由はガニ股にならないようにとか伸びた足の方が美しいからということらしいが、そう急がなくてもいいのではというのが私の個人的な感想である。

~ 幼児虐待 ~

今まで私はフルタイムのソーシャルワーカーとして、障がい者をサポートしてきた。今回、仕事を変え、今度は幼児虐待と家庭内暴力を専門とするソーシャルワーカーへと転じた。障がい者、特に知的障がい者への虐待においては心が痛むケースをたくさん見てきた。しかし、幼児虐待においては、さらに心痛むケースに出会っている。特に幼児に対しての性的虐待において、あまり多くの人はその影響について考えが浅いように思う。虐待を受けている子どもたちはなんとか現実逃避を試みる。特に加害者にいたずらをされている時、彼らは楽しいことを考えるようにしているという。その楽しいことというのが、「坂道を歩くこと」「雪を踏む音」「雨の音」「いちごの香り」「水をコップに入れたときの音」という、彼らの狭い狭い世界での小さなささいなできごとなのだ。彼らはそれらの小さな楽しかったことを思い出しながらいたずらに耐えている。なんとも不憫でならない。けれどもこれらの小さなことがどれだけ彼らをその場の痛みから救っているのかと思うと、自分の楽しいこととは比較にならないことに自分自身反省したのだ。なんと多くのことに恵まれているか、そしてこれら小さなことに喜びを体験することにいかに欠けているか。彼らは私たちに教えてくれているのだ。どんな小さなことにも喜びを感じようと思えば幸せや喜びは身近なところにいくらでもあるということを。

~ 慣れない海外生活 ~

最近、日本に来たアメリカ人の沖縄での生活についての感想を読んだ。彼女はせっかく日本へ来たのだからと日本の住宅での生活を試みた。日本に着いて3ヶ月、彼女はまだ日本の生活をフルにエンジョイするところまでは来ていない。日本の文化を体験したいと思ったけれども、やっぱり思った以上にこの慣れない生活には適応しにくいとのことだった。彼女の commentは Traditional Japanese. We strongly regret not renting a Westernized home, and now we are considering moving when our lease is up. We have no dishwasher, no garbage disposal, and no oven. All Japanese appliances. Our washer and dryer are very small and we have to make trips to the laundromat because the loads get overwhelming. I thought it would be so interesting to live as and among the Japanese; now I do not feel that way. Make sure you think about making the choice between Westernized and Japanese housing! やはり彼女たちの視点は違うものがある。日本人には決して見えてないものが見えている。これこそ異文化体験。みんな background が違うだけにcomment は大きくみんな違う。

~ 硫黄島 ~

南国のリゾート。きれいな透き通った海。輝く太陽。きらきらとした白い砂。私たちはこのようなところで日頃のストレスから開放され、生気を養う。しかし、このようなすてきなパラダイスと思われるような島でも歴史があるところがある。その一つが硫黄島である。硫黄島はたいへん戦争の歴史上有名である。1946年アメリカが硫黄島を攻撃したのだ。そして日本の兵士はこの島を手で掘った穴から攻め、島を守った。ここでの戦いは軽く5日で治まるとアメリカ人は思っていた。しかし、実際は1ヶ月にも及んだのだ。穴に隠れ、国を守った兵士たちは40日以上も外の陽を見ることもなく、食料も水もじょじょに減り、最後は10日ほど飲まず食わずが40度の暑さの中で続いたという。アメリカ軍がもう降伏しろ、殺さないから、水も食料も与えるから穴から出てこいと伝えても、彼らは国の命令を最後まで信じ、断固そこから出てこなかった。最後の命令では外の死体の下にもぐってまで目的地まで迎えとのことで、それにも忠実に従ったのだ。命を張ってとはそういうことであり、国のために戦うということは自分を後にするということでもあったのだ。忠誠を誓うとは重いことばだ。

~ 海外転勤辞令 ~

初めての海外転勤辞令、あるいは二度目、三度目の人もいるかもしれない。とにかく正式辞令が出ると大騒ぎ、大忙しである。今までのんびりと朝のコーヒーを飲んでいたのが、起きると同時にやらなくてはいけないリストに向かう。しかも、たいてい期限が決まっているので、ほとんど秒読み状態。一分たりとて無駄にできない。海外に出向く本人は家のことまでとても気がまわらない。自分のことだけでも精一杯なのだ。そうなるとどうしても子どものことや、家の荷物、教育はもうひとりの肩にのしかかってくる。それでもやるっきゃない。そう言い聞かせる。不安もひときわ。けれどもその不安はどこから来るかというと「わからない」からなのだ。そのため、わかるために情報を集めるしかない。自分で集めるのにも限界があれば、人に頼ってもいい。とにかくわかるかぎり情報を集めてその不安から開放され、次のステップに向かう。やることリストが一気に50項目にまで達するかもしれない。こんなの無理という気持ちも襲ってくるかもしれない。けれども大きな山の頂上もまずは一歩からだ。一歩一歩すすんでいけば、必ず頂上に達成できる。そしてパーフェクトは望まないこと。なんとかなるさ、という気持ちも大切だ。

~ 中耳炎と鼻水 ~

昨年、メルシーポットという家庭用鼻水吸引器を紹介したが、実際に使ってみた感想を含めて、改めてこの機械がいかに中耳炎への予防となるかを強調したい。経験上、子どもが中耳炎にかかったときの苦しみは、親として代わってあげたいと思うほどである。耳が痛むのは、鼻水に含まれたばい菌が中耳にたまって、そこで炎症を起こし、膿がたまるため、鼓膜が真っ赤に腫れるのだ。そしてやがて膿がいっぱいになって鼓膜を圧迫する。この時に強い痛みが発生する。それは鼓膜がもう少しで破裂する寸前だからだ。 これを予防するには鼻水をいかに耳の方へ向かわないようにするかである。そして小さい子どもほど鼻をかむことができない。鼻水がたれてくれば自然と吸う。その時に勢いよく耳に向かってしまう。これからはまだ鼻水の時期だ。この吸引器が活躍するであろう。 本体は家庭用としてシンプルかつ清潔、コンパクトでやさしいデザイン。3歳くらいであれば、自分でもやりたがるほど、それもそのはずすっきりした後、気持ちいいし、うれしいからだ。値段で躊躇する人もいるかもしれないが、ちょっとした風邪の症状はしょっちゅう起き、中耳炎予防策としたらそれだけの価値はあるという印象を得た。電動鼻水吸引器「BabySmile S-502」

~ 2017年のごあいさつ ~

Care the World をサポートしてくださっている皆様、あけましておめでとうございます。今年もどうぞ引き続き Care the World を応援してください。海外出産・育児コンサルタントとして、昨年はアルジェリアの子育て事情とフィンランドの家族福祉制度について研究し、冊子にまとめました。連載記事としてはメキシコでの出産・子育てについて書きました。中国・ベトナム・イタリアの小冊子が出版されました。日本では「海外の幼稚園」をテーマに講演しました。施設ツアーでは自閉症の方々の就労および活動現場を訪問しました。海外視察はフィリピンとスペインを訪れ、出産施設や幼稚園を訪問しました。Care the Worldのホームページの英語版をiphone 対応し、完成。今年も引き続き、世界中の皆様からのご要望にひとつひとつ愛を込めて、答えていこうと思います。